「0.3mm芯をクルトガメタルで使いたい!」
前回の記事でレビューしたクルトガメタルは0.5mmしか販売されていません。筆者のように、どうしてもクルトガメタルを0.3mmで使いたいという人、いると思います。
今回は、クルトガKSモデルの0.3mm使ったカスタマイズ方法をご紹介します。
使用したシャーペン・パーツ
今回、0.3mmにカスタマイズするのは「クルトガメタル」です。
同じクルトガシリーズの「クルトガKSモデル 0.3mm」から内部パーツを取り出して組み替えました。
パーツは純正なので、安心して使えます。
0.3mmのシャーペンの芯も忘れずに購入してください!(笑)
シャー芯は文具屋さんだけでなく100円ショップで買うこともできるので、お好きなものをお使いください。
筆者の好きなシャーペンの芯を載せておきます。
用意した道具
「クルトガメタル」と「クルトガKSモデル 0.3mm」のほかにもあったほうがいい道具があります。
今回のカスタマイズで使った道具はこちらです。
- ペンチ:接着剤で止められているパーツを外すのに使用
- マスキングテープ:パーツを傷つけないように養生するために使用
どちらも100円ショップやホームセンターで手に入れることができます。
カスタマイズ手順(画像付き)
- 事前準備クルトガメタルとKSモデルのシャー芯を取り出す
ノックカバー(キャップ)と消しゴムを外し、シャー芯を取り出しておく
- STEP1クルトガメタルのグリップを外す
グリップを掴んで回して外す
- STEP2真ん中のネジを外す
傷がつかないようにマスキングテープで保護したあと、ペンチを使ってネジを外す
※ペン先を下に向けないよう注意(メカが落ちてきます) - STEP3バネとクルトガエンジンを外す
芯タンクに付いているバネとクルトガエンジンを外す
- STEP4きれいに並べておく
無くさないよう、わかりやすい場所に置いておく
- STEP5クルトガKSのグリップを外す
グリップを掴んで回して外す
- STEP6クルトガKSのメカを外す
メカ(白い部分)をしっかり握って水平に引っこ抜く
硬いが、道具を使わずに外すことは可能 - STEP7中身を確認する
白い部品とバネがあるのを確認したあと、クルトガエンジンを外す
※部品の向きに注意 - STEP8きれいに並べておく
無くさないよう、わかりやすい場所に置いておく
- STEP9部品の確認
メタルのグリップ、ネジ、本体軸、
KSの芯タンク、バネ、クルトガエンジンを使う※クルトガエンジンは芯径によって色が違う(0.5mmはオレンジ、0.3mmか黄色)
0.3mmだとわかりやすい黄色を推奨 - STEP10バネとクルトガエンジンを取り付ける
バネはペン先側から、クルトガエンジンは芯タンク側から取り付ける
- STEP11メタルの本体軸を取り付ける
本体軸(上)を取り付ける
- STEP12真ん中のネジを取り付ける
テープを巻いていない方を手で回して取り付ける
ペンチで壊れない程度に締めたあとテープを剥がす - STEP13メタルのグリップを取り付ける
グリップを回して取り付ける
- STEP14部品の確認
残ったパーツを使用
メタルの芯タンク、バネ、クルトガエンジン、
KSのグリップ、白い部品、本体軸を使う - STEP15バネとクルトガエンジンを取り付ける
先程と同様、バネはペン先側から、クルトガエンジンは芯タンク側から取り付ける
白い部品はペン先側から入れる ※向きに注意(ペン先側が細い方) - STEP16KSの本体軸を取り付ける
本体軸(上)を取り付ける
- STEP17メタルのグリップを取り付ける
グリップを回して取り付ける
回しにくいが、回し続けると白い部品がはまり、カチッと音がなる。

完成です!お疲れ様でした!
クルトガ メタル0.3mmの使用感と注意点
今回のカスタマイズで芯径が0.5mmから 0.3mmに変わったことで、細かい文字が書きやすくなりました。特に手帳や細かいメモを取る時に便利です。

0.3mm最高です!
書き味自体は大きく変わりませんが、芯が細くなった分、折れやすさには注意が必要です。筆圧が強い方は特に気をつけてください。
また、純正パーツを使っているため、ガタつきや詰まりなどのトラブルは少なく、安心して使えます。
とはいえ、使い方によっては芯詰まりが起きることもあるので、様子を見ながら使うのがおすすめです。
まとめ
「クルトガメタル」を0.3mmにカスタマイズすることで、細かい文字がより書きやすくなりました。
比較的簡単にできるので、0.3mmがないからという理由でクルトガメタルを買っていない人にも試してもらいたいです。
作業は自己責任でお願いします。破損などが起きても、当方では責任を負いかねますのでご了承ください。
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